○2024年1月13日(土)、第357回関西品質工学研究会を日刊工業新聞社大阪支社とリモートの併用にて開催した.(出席者:25+5名) この日は以下の通り総会や新春記念講演、発表、相談WGが行われた.
関西品質工学研究会総会
2023年の活動及び予算計画と実績、会計監査の報告があり、賛成多数により承認された。
また2024年の活動及び予算計画、幹事体制も報告され、賛成多数により承認された。
新春記念講演 芝野 広志(関西品質工学研究会顧問)
2023年の関西品質工学研究会、品質工学会での活動の振り返りとこれからの研究会活動の活性化について話があった。様々な面白い議論ができること、レベルの高い議論ができるように自己研鑽すること、フラットに意見を言える雰囲気であること、思想の多様性を認め賑やかであることなどが大事だと提言された。また、生前の矢野宏先生のお話や、自身が体感された身近な品質工学についての話題共有も行われた。
話題提供 「全ての存在そのものが輝かしく貴重で尊い。」若林 治
宇宙や自然、人間社会と地球環境、資本主義、宗教、品質工学の思想などの、広範囲な観点から、これまでの思考を手放して潜在的な力を解放していくことを提言された。また、諸行無常の中で”今ここ”の瞬間が貴重で尊いことも伝えられた。
相談WG
3つのグループに分かれて各会員からの相談会が実施され、活発に議論が行われた。
(株)デンソーテン 嶋﨑 庸介(記)